こんにちは。キープキャリエールの原澤です。 楽天イーグルスが勝利したポイントの第3弾です。 3つ目は「勝ち方」の違いではないかと分析しています。 ジャイアンツは「常勝軍団」と言われるほど、優勝することが義務付けられたチーム。 方やイーグルスはそこまで勝ち続けることを過度に期待されているわけではないチーム。もちろん、ファンは勝ってもらいたいのですけれども。 それが、作戦面に大きく出たのではないかと思っています。 第5戦目、9回の裏にジャイアンツが何とか同点に追いつき、10回の表に西村投手が9回に続き続投した場面、ここで私は「勝ち方の差」を感じました。 西村投手はこの回、先頭打者の楽天イーグルス投手の則本選手にフォアボールを出してしまいます。投手へのフォアボールは絶対にあってはなりません。 短期決戦の日本シリーズ、ここで西村投手を交代させてもいい場面でした。多くのファンがそう思ったでしょう。 しかし、原監督は西村投手を続投させました。結果、2点を奪われ2対4で負けてしまいました。 なぜ、西村投手を替えなかったのか? それは、ジャイアンツの日本一への挑戦は来年以降も続くからです。 抑えのエースをすぐに下す戦い方をしては、永続的な強さを発揮できません。 来年以降も考え、「抑えはお前だ」と原監督は西村投手に言い聞かせたのだと思います。続投という判断で。 方や、楽天イーグルスは確か6回くらいからだったでしょうか?まさかの則本投手が2番手として登板しました。 第6戦の先発候補だっただけにびっくりです。 この作戦は2点先行していたイーグルスが、そのまま勝ちきる、そして第6戦は田中投手で逃げ切って勝利するという「一か八か」の采配であったと思います。 もし、則本投手が打たれ敗戦していたら、勝利のシュミレーションがガタガタ崩れ落ちたはずです。(結果的には田中投手は破れ、第7戦にもつれ込みましたが。) つまり、「勝ち方」が「今年は」、「この勝負は」、「この試合は」落とせないという戦いかたであったのではないでしょうか。 この勝ち方の違いが、結果、「吉」とでたか「凶」と出たかの差ではなかったかと、私はそう思うのです。 もちろん、私の想像です。「私論」ですから。 それでは、ゴキゲンヨウ。
※10月15日にブログの引っ越しをしたばかりです。
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