こんにちは。キープキャリエールの原澤です。
今年の6月でしゃちょーになってまる13年が経過します。
13年前、意気揚々と「若きしゃちょー」に酔いしれていた私は、別法人を作り別事業を展開しようとしていた事がありました。
複数社を渡した経営するいう事です。
その計画を創業社長に相談しました。(現、会長です。)
答えは
1「原澤にはまだ早い」
と
2「そもそも後継者はどうするんだ?」
でした。
「1」は理解できました。
悔しいながらも説得できる材料(数値ではなく経験値)がありませんでした。
しかし、
「2」は意味不明でした。
「俺はまだ34歳だよ。まだ若いのに、後継者って何いっちゃってんの??」
が正直な気持ちでした。口には出してませんが、珍しく(笑)
最近、創業社長の偉大さをひしひしと感じ入ることが多いです。
しゃちょーの経験値がついてきて、その凄さを遅まきながら理解できるようになってきたからなのでしょう。
そして、13年前の「後継者はいるのか?」は私に強烈に今、突き刺さる問いかけとなっています。
誰でも出来るようで出来ないのがしゃちょー。
いえ、出来ないのではなくて「やりたがらない」のでしょうね。
リスクを考えると想像できないことばかりで。
しかし、その想像がつかないからこそ出来るのが「しゃちょー」という仕事なのかもしれません。
知れば知るほど、「恐くなる」。
だからこそ、私が経験したように若いうちに引き受けた方がまだ気楽というか勢いで勝負できると言いましょうか。
47歳になる今年。
まだまだ未熟で経営者としては、ベテランとは言えませんが、事業承継を考えながら舵取りをしないとステークホルダーに
対して申し訳が立ちません。
攻撃と守備。
経営には両方必要なのですね。
それでは、ゴキゲンヨウ。