「任せる側の責任」

2019.02.16

こんにちは。キープキャリエールの原澤です。

「あなたに任せた」
「君のやりたいようにやってごらん」
「口出しはしないから」

この言葉はマネジメント層にとって、とても気持ちのいい中毒になってしまいそうな「魔法の言葉」なんです。
いわゆる、「抜擢人事」です。
人事を発動した瞬間は「ニューヒーロー(ヒロイン)の登場」とばかりに任命した側もされた側も高揚感に包まれます。

しかし、落とし穴もあります。
成果を上げるまで、「いつまで待つか」です。
「いつまでも待つ。」と組織は崩壊します。
指揮系統の劣化。
品質の劣化。
顧客からの不支持。

誰しも「与えたおもちゃを取り上げる」ことをしたい人はいません。
しかし、それをも覚悟した上で「抜擢」しないと組織が組織出るゆえん、或いは、マネジメント層がいる理由、
もっと言うとしゃちょーの存在価値を損なわれるのです。

「与えるから、やってね。いつまでに。」が正しい権限の委譲です。
そうしないと「権限を手に入れた」たんなる「モンスター」になる可能性があるのです。

権利には義務が
自由には責任が。

それが、世の中の原理原則です。

それでは、ゴキゲンヨウ。

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