こんにちは。キープキャリエールの原澤です。
・善行を働いていれば組織における影響力はおのずと増すのでしょうか。
・スキルだけを磨けば、周囲との関りをおろそかにしても影響力が増すのでしょうか。
・己が正義を振りかざして、キーマンへ理解を示さずにいても影響力は増すのでしょうか。
・自分は自分だからと、自分だけの世界に閉じこもって周囲との協調を欠いても影響力は増すのでしょうか。
上記、全てNOです。
組織はつまるところ人間関係によってなりたっています。
ポピュリズム的な教えでは、正しこと、レベルの高い仕事して、例え上とぶつかっても己が信念を貫き、時には四面楚歌になっても自分を通せ。それが叶う組織が素晴らしい、のような事が研修の中でも囁かれます。
例えば、「誰が言ったかよりも何が正しいかが大切である。」
大嘘です。
人は信頼する人の言葉を信じます。だから、管理職は誠実であろうとするし、メッセージの発信に磨きをかけますし、誰よりも努力して人心掌握術を学びます。
美談や武勇伝には必ず背景があるのです。表面的な美しい表現だけではなく本質を見抜きましょう。
・例え善行を働いていても、それを周知されなければ誰も理解を示しません。認知されなければ物理的に共感を得ることは出来ません。
・どんなにスキルが高かろうが、協調性を欠いては他のスキルが高くかつ協調的な人にとってかわられます。あるいは外注政策にてスキルを補います。
・キーマンから排除されると身動きのとりようがありません。
・自分だけの世界では影響力を誇示しようがありません。
武勇を語れる人は、たぶんこうです。
・善い行いを周囲と共に励みます。
スキルを磨き、かつ周囲に敬意と配慮を示します。
・自分のやりたいことを実現するためにキーマンに根回しや協力要請をします。
・自分の世界に没頭する代わりに、誰かのことも気にかけます。
これが実態なんです。
「私は私」と協調性や従順性、柔軟性に欠けていたら影響力を得る事は出来ません。
全ては人間関係が「影響力」を担保するのです。
屁理屈なしのリアルな処世術がそこにはあります。
それでは、ゴキゲンヨウ。

