こんにちは。キープキャリエールの原澤です。
法律や法規制や規定や規則。
これが明確であればあるほど、白と黒の線引きは明確です。
よいものはよい。
許容の範囲がわかりやすい。
一方、ダメなものはダメ。一切融通が利きません。
だから、私は状況による裁量がある程度きくようにあまり、規則の明文化は比較的避けてきました。
規則があればあるほど、首が絞まることは明白だからです。
企業風土、慣習、文化による「暗黙の了解」。これはある意味、線引きが不明瞭です。
ですから、わかりづらかったり、法的な根拠がなかったり。
若干、人によって言うことが違ったり。
そもそも、その慣習の目的が曖昧だったり。
マイナス部分もあります。
一方、状況による情状酌量がとりやすく、弾力的に措置をはかれます。
つまり、寛容である、と言う言い方も出来ます。
杓子定規な裁定にならないですむという点ではプラスに振れることもあるでしょう。
ルールは必要です。
そして、マニュアルも必要です。
これは基本的な知識は秩序を守るためです。
しかし、規則と規定が過剰になると創造性を奪うこととなるのではないかと危惧を覚えるのです。
そして、経営者目線にたったときに、規則と規定を判例に基づき全てを創りあげてしまった方が、
企業防衛と一律な視点に立てるという点でとても簡単であると言うことも知ってもらいたい事実の一つなのです。
それでは、ゴキゲンヨウ。