こんにちは。キープキャリエールの原澤です。
世の中で「副業ブーム」が訪れる気配?のようです。
しかし、メディアに踊らされている感が私にはどうしてもあります。
働く側の能力開発、余暇の充実、プラスαの所得の増進のような記事が多いですが、私には弊害しか思いつきません。
その理由として
1.主たる業務に精通する妨げとなる(副業によって集中できないのではないか?)
2.主たる業務の責任と権限を与えづらくなる(どっちが「本業」か垣根が難しい)
3.副業を認め、当該本人の業績が落ちたら、責任追及しやすくなる(雇用の不安定感)
4.副業を認め、当該本人の業績が落ちたら、降給の客観事実にしやすくなる(給与が不安定になる)
5.副業を認める代わりに、給与を頭打ちにしやすくなる(売上対人件費率の調整弁に使われそう)
6.副業を認める代わりに、雇用の責任が不明確になりやすい(雇用の不安定感)
ざっと、こんな感じです。
企業側にとって、人件費抑制や不適格社員の処遇に関しては大きな経営課題です。
それをある意味「副業制度」を設けることで、合法的に課題解決に着手できます。
そこを働く側は理解しているでしょうか。
簡単に言うと「目に余る社員は、副業を認めるから、そっちで稼いできてください。」
と言いやすいということです。
よく、考えましょう。
それでは、ゴキゲンヨウ。