こんにちは。キープキャリエールの原澤です。
しゃちょーとしてのこだわりの一つが、「会社は学校で・・・ある。」です。
「徳」と「才」を磨く場。それが会社ということです。
「徳」とは人格形成です。人から信頼に足りる分別のある思考と行動をとるようになるための学びです。
「才」とはビジネススキル、例えばリーダーシップ、マネジメント、専門分野、戦略・戦術・作戦計画の立案と実行の学びです。
実務と人間教育を行うのが「会社」、といういい方も出来ます。
一方、会社は試す場でもあります。学んだ徳と才を試す、つまり行動を起こし実績を残す場です。
行動による実績により評価が下され、昇格・降格、昇給・降給が決まります。
実績を残したもの(営業職は業績での貢献、非営業職は体制への貢献)が厚遇され、残していないものは冷遇されます。
ごく自然の資本主義の原理原則です。
学び得た才や徳をどう業務に活かし、業績や体制に貢献できるか。
ここに自己評価と他社評価の差異が生まれることが多くあります。
あくまでも評価は「他者・会社」への貢献であり、自分軸の頑張りとは異なります。
何を残したか、で評価されます。どんなに努力して励んでも、残したものが少ないか、皆無であれば評価されない。ここがシビアです。
しかし、「学生時代の学校」の成績も似たようなところがあるのではないでしょうか。
努力したけどテストの点数が上がらない、自分は頑張った自覚があるけど通知表はいまひとつ。偏差値は自覚する努力と必ずしもイコールではありません。
自己評価と他者評価の違いですね。
人事評価は冷酷な一面があります。だからこそ、本当に頑張った人=業績などを残した人が報われるのです。
会社は学ぶ場ですが、学ぶだけではいけません。
試し、実績を残すのです。
株式会社の現実がそこにあります。
それでは、ゴキゲンヨウ。