こんにちは。キープキャリエールの原澤です。
上司と部下との会話で聞こえてきそうなやり取り。
上司「●●はどうなっていますか?」
部下「いま、やっています。」
上司「いつ出来上がりますか?」
部下「現在、努力しているところです。」
「やっている」と「出来ている(出来た)」は違います。
「努力している」と「完了した」は違います。
やっている、努力しているは「過程」であって「結果」ではありません。
私たちは企業人である以上、過程よりも結果を求められます。
ですから、「やっている」のも「努力している」のも当たり前で、実績(結果)がどうだったのかが最も重要です。
過程はもちろん評価してあげたい、しかしプロセス評価重視ですと、具体的な実績=成果=結果を出した人をないがしろにすることになります。
本当に評価されるべき人は、実績を残した人です。
管理職はプロセス評価することで、社員へ寄り添っているつもりになりがちです。
部下からも受けはよいでしょう。
しかし、結果を出せる人を育成するのが管理職の役割ですから、その意味で言うとプロセス偏重の評価は「NO」なのです。
実績=結果を見て、「よく頑張った」、「努力した」と労ってあげましょう。
社会とは厳しい世界なのです。
厳しいからこそ、会社として強くならなければなりません。
強くなるためには、結果を残せる社員を増やす必要がります。
それでは、ゴキゲンヨウ。