こんにちは。キープキャリエールの原澤です。
中小企業の悩みの多くは、人手不足。
必要人数を採用できないという頭数の話しもありますし、専門職の採用が出来ないという悩み、そして管理職が足りないという執行体制の話し場合もあります。
「人」に関する課題が圧倒的に多いのではないでしょうか。
その中でも幹部社員の育成に苦慮する経営者は多くいるとお見受けします。
先日、企業の成長戦略を主戦場にするコンサルタントと話をする機会がありました。
その方曰く、幹部となる人とは「理念」と「到達点」の共感が必要である。とのことでした。
例えば、会社の存在理由や社員に求めるマインド、経営者としての生き様について共通の「想い」(こだわり)と出来るか。
そして到達点とは、年商100億円を目指すとか、上場するとか、業界地域NO1になるとか。数年後の会社としての目に見える姿の事を指します。
「想い」(こだわり)と「到達点」の認識さえ合致していれば、手段は様々なあることを許容できる。
また、ある経営者はこう語っていました。
「右腕の育成をするためには、場所と時間を多く共有すること。」なるほど、深い。
とあるコンサルタントと、とある経営者の話を足してみると更によく理解できます。
企業経営の想いを理解し、到達点を共に目指すという前提の相互理解。そして、それを更に深耕するためには、
場所と時間を多くとり、対話を通じて相互の価値観と人格をより深く理解し合う事が幹部育成の必須要件である。
日本を代表する超大手企業のしゃちょーもこう申していました。
「後継者の条件は俺が一緒に仕事をしたいと思う幹部だよ。いくら優秀でも人物が優れていないとダメですよ。」
日本の中小企業のお悩み解決は詰まるとろ、(想い+場所)×時間と言うところでしょうか。
時間と労力を惜しんではいけないということです。
それでは、ゴキゲンヨウ。