テレアポは「数をかければ成果が出る」と思われがちですが、実際の現場ではそれだけでは結果につながらないことも多くあります。
今回は、テレアポ業務を振り返る中で見えてきた分析ポイントと改善案について整理してみたいと思います。
1.まず見るべきは「件数」だけではない
テレアポの分析というと、
・架電件数
・アポイント獲得数
・アポ率
といった数字に目が向きがちです。
もちろんこれらは大切ですが、数字だけを追いかけても「なぜうまくいかないのか」は見えてきません。
そこで重要になるのが、
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誰にかけているのか(ターゲット)
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どの時間帯にかけているのか
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どんなトークで断られているのか
といった「行動の中身」を分解して見ることです。
2.断られる理由は、実はパターン化できる
テレアポでの断り文句は、毎回違うようで実は似ています。
例えば、
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「今は必要ない」
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「忙しい」
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「間に合っている」
これらをただのNGとして終わらせてしまうと、改善にはつながりません。
大切なのは、「その言葉の裏にある本音は何か」を考えることです。
・情報が多すぎて判断できない
・過去に人材紹介で失敗した経験がある
・話を聞くメリットが伝わっていない
こうした背景を想定することで、次に活かせる切り返しやトーク改善が見えてきます。
3.トークは「説明」より「共感」から始める
改善案として効果を感じたのが、
最初からサービス説明をしないことです。
「人材紹介のご案内です」ではなく、
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最近の採用市場の変化
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採用で困りやすいポイント
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同業他社の動き
など、相手が共感しやすい話題から入ることで、会話が続きやすくなります。
結果として、
「とりあえず話を聞いてみよう」
という空気を作ることができ、アポイントにつながりやすくなりました。
4.改善は「一気に」ではなく「一つずつ」
テレアポがうまくいかないと、
トークもリストも時間帯も、すべて変えたくなります。
ですが、それでは「何が良くなったのか」が分からなくなってしまいます。
改善は、
- 今週はトークの導入だけ変える
- 次は時間帯を変える
といったように、一つずつ検証することが大切だと感じました。
5.数字の先にあるのは「人との会話」
テレアポは数字で管理される仕事ですが、
実際に向き合っているのは「人」です。
断られても、相手の状況や立場を想像することで、
自分のトークや姿勢を見直すきっかけになります。
分析と改善を繰り返すことで、
ただの作業だったテレアポが「意味のあるコミュニケーション」に変わっていく。
そんな実感を、これからも大切にしていきたいと思います。


