正確さを支えるのは仕組みでした

2026.02.13  ogiwara

経理のミスは、なぜ起きるのか

経理の仕事は、「正確であること」が前提の仕事です。
私たちもそのつもりで日々向き合っています。

それでも、どうしてもミスが起きてしまうことがあります。
実はその多くは、誰かの不注意というよりも、仕事の流れの中に理由があるように感じています。

今回は、経理のミスが起きやすいポイントを3つに分けてみました。

1.情報が少し足りない

売上計上や経費精算、請求書・領収書確認、現金の精算など、経理の業務は各部門からの情報をもとに進みます。

・日付がはっきりしない(1日ずれている)
・用途が少し分かりづらい(物品購入の目的の記載がない)
・書類が一部不足している(絶対にあってはならないですが紛失・・・)

ほんの小さなことですが、確認が増えるきっかけになります。
そして、この確認が増えるほど、作業も複雑になってしまいます。


2.判断に迷う場面がある

「この処理でよいのかな?」
そんなふうに少しでも迷う場面があると、判断は人によって変わります。

これはスキルの差というよりも、基準があいまいなことが原因です。
迷わなくていい状態をつくることが、実は大切なのかもしれません。


3.“気をつける”だけに頼っている

ダブルチェックや注意喚起はもちろん必要です。
ただ、「気をつけましょう」だけでは限界があります。

・記入内容を具体的にする
・ルールをシンプルにする
・処理の流れをそろえる

こうした小さな工夫の積み重ねが、ミスを減らす近道になります。


経理は「最後の確認役」と言われることがあります。
でも、会社の数字は経理だけでできているわけではありません。

日々のちょっとした丁寧さが、
結果として大きな安心感につながっていきます。

ミスをなくすことよりも、
ミスが起きにくい流れをつくること。
そうすることで、正確な数字が出来上がります。

そんな視点を、これからも大切にしていきたいと思います。

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