これまで管理会計について深堀して書いてきましたが、
実際の私の業務は、どちらかというと財務会計寄りの内容が中心です。
日々の業務の中で感じるのは、
「財務会計では、何をもって“正しい数字”とするのか」を
きちんと理解しておくことの大切さです。
今回は、そんな視点から、
財務会計における「正しい数字」について整理してみたいと思います。
正しい数字=「ルールに沿った数字」
財務会計の数字は、
担当者の感覚や都合で決めてはいけません。
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会計基準
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法律
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社内ルール
こうした決まりごとに沿って作られていることが、
「正しい数字」とされます。
多少実態とズレて見えても、
ルールに従っていれば“正しい”
これが財務会計の考え方です。
なぜルールが必要なのか
もし会社ごとに、
利益の出し方や資産の評価方法がバラバラだったらどうでしょうか。
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A社の利益とB社の利益が比べられない
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去年と今年の数字がつながらない
これでは、
株主や銀行は判断できません。
だから財務会計では、
比較できること・再現できることが重視されます。
財務会計は「説明できる数字」
財務会計の数字は、
「なぜこの数字になったのか」を
第三者に説明できる必要があります。
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根拠がある
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証拠が残っている
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誰が見ても同じ結論になる
これが、財務会計における「正しさ」です。
まとめ
財務会計でいう「正しい数字」とは、
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実態に一番近い数字
ではなく -
ルールに沿って、説明できる数字
という点がポイントです。
実務では、「その考え方はわかるけど、(財務会計的に)どうなの?」
と、経理に確認される場面が一番多い気がします。
もし細かく色々と経理から聞かれたときは「ルールに沿って、財務会計の観点から聞いているんだな~」と思ってください♪


