「Google Chatで太字や斜体ってどうやるの?」
そんな疑問を感じたことはありませんか?
メールやドキュメントでは見出しをつけたり、文字を強調するのが簡単ですが、Google Chatでは装飾がちょっとわかりにくいですよね。そんなときに役立つのがMarkdown(マークダウン)記法です。
この記事では、PCに不慣れな方でもすぐに使えるように、Google Chatで使えるMarkdownの基本と、具体的な使い方をやさしく解説していきます。
Markdown記法ってなに?
Markdown記法とは、文字の前後に特定の記号をつけることで、装飾を加えるルールのことです。
たとえば、
*このように* と書くと → このように
_このように_ と書くと → このように
というふうに、シンプルな記号で表現できるのが特長です。
もともとはエンジニアやライター向けの文法でしたが、今ではGoogle ChatやSlackなど多くのビジネスチャットでも使えるようになってきました。
Google Chatで使えるMarkdownの主な書き方
Google Chatでは、以下のようなMarkdown記法がサポートされています。
① 太字
使い方: `*太字にしたい文字*`(半角アスタリスクで囲む)
例:
*重要なお知らせ* →
② 斜体
使い方: `_斜体にしたい文字_`(半角アンダースコアで囲む)
例:
_確認中です_ →
③ コード風に表示
使い方: バッククォート(`)で囲むと、インライン コードブロックになります。
例:
`サンプル`
これは、プログラムのコードやファイル名などを見せたいときに便利です。
また、バッククォート3つ(“`)で複数行の対応が可能です。
④ 箇条書き
Google Chatでは、以下のように「ハイフン(-)」や「アスタリスク(*)」の後に半角スペースを入れて書くことで、自動的に箇条書きとして表示されます。
例:
– 今日の予定
– 確認事項
– 次回のタスク
または
* 会議日程
* 参加メンバー
* 議題の準備
このように、記号のあとにスペースを入れることで見やすいリストを作ることができます。使い方もとても簡単なので、まずはお知らせやメモの整理などから試してみるのがおすすめです。
注意点とちょっとしたコツ
① 全角ではなく「半角」で記号を入力
Markdownでは、`*`や`_`などの記号を**半角で入力する必要があります**。 全角にしてしまうと、正しく反映されませんので注意してください。
② 改行との相性
文の途中で改行してしまうと、Markdownの効果が消えてしまう場合があります。 一文を1行で書くように意識すると、きれいに装飾されます。
③ スマホアプリでは非対応の場合も
残念ながら、Google Chatのスマートフォン版アプリではMarkdownが反映されないことがあります。PCでの利用がおすすめです。
こんなときに便利!Markdown活用例
- メッセージの中で重要なキーワードを強調したいとき
- 他の人に読みやすく内容を整理して伝えたいとき
- 報告や確認依頼の文章にメリハリをつけたいとき
たとえば、以下のような文章も、Markdownを使えばより見やすくなります。
ビフォー:
来週の会議について、参加メンバーを確認してください。資料の準備もお願いします。
アフター:
– 来週の会議について
– 参加メンバーを*確認してください*
– _資料の準備もお願いします。_
このように、ちょっとした工夫で印象がぐっと変わります。
まずは一つだけでも使ってみよう!
最初からすべてを覚える必要はありません。
まずは「太字」だけでも使ってみると、メッセージの伝わり方が変わることに気づくはずです。慣れてきたら、少しずつ他の記法も取り入れてみてください。
Google Chatをもっと使いやすく、もっと伝わりやすくする第一歩として、Markdown記法を活用してみてはいかがでしょうか?
あとがき
今回は、Google ChatのMarkdown記法とは。具体的な使い方というテーマについて書いていきました。
こちらのブログでは、
ブログの書き方講座や、IT推進担当らしく今回のようにお仕事に応用できるツールの紹介をしております。
・・・たまに自分のことも
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https://keepcarriere.co.jp/author/keep-dochi/
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