お疲れ様です。経理担当荻原です。
前回は全社通知もしていたので、売掛金について書かせていただきました。
決算時期のもう一つの大仕事といえば、**棚卸(たなおろし)**です。
在庫数と帳簿の数字が合っていないと、決算書が正しく作れません。
今回は、棚卸の精度を上げるために気をつけたいポイントを4つご紹介します。
✅ 1. 実地棚卸は「だれが・いつ・どの方法で」を明確に
棚卸は現場の協力が必須。事前に「誰が担当するか」「いつやるか」「チェック方法はどうするか」を共有しておくと、当日の混乱やミスが激減します。
✅ 2. 「仕掛品」や「返品商品」も見逃さない
棚卸の対象は製品や部品だけではありません。
途中まで製造された仕掛品や、まだ処理していない返品商品も忘れず確認を。
見落としがちな部分ほど、ズレの原因になります。
✅ 3. 帳簿とのズレは「原因をメモ」であとあと助かる
実数と帳簿の在庫数が合わなかった場合は、その場で原因をメモしておくのがポイント。
「紛失か?誤出荷か?」など、後で調査しやすくなり、報告資料作成にも役立ちます。
✅ 4. 棚卸後の修正入力は、できるだけ当日中に!
実地棚卸が終わったら、すぐに帳簿の修正へ。
時間が経つと記憶も薄れ、ミスのもとになります。
当日中に在庫修正を終わらせることで、決算作業がスムーズに進みます。
まとめ:
棚卸は「数が合えばOK」ではなく、「なぜズレたか」まで意識することが大事です。
正確な棚卸が、正確な決算を支えているんですね😊いつもありがとうございます♪