棚卸とは、一般的には商品在庫を数え、在庫の有無を確認することですが、
「業務棚卸」というものもあります。
以下がその説明になります。
業務棚卸とは?
業務棚卸は、企業の業務プロセス全体を見直し、効率や無駄を確認するための作業です。
業務の棚卸を行うことで、どのプロセスが改善できるかを見極め、より効率的な業務運営を目指します。
業務プロセスの棚卸
現在の業務手順を詳細に確認し、どこに無駄があるか、どの手順が冗長かを評価します。
たとえば、紙の書類が多すぎる場合は、デジタル化を検討するなど、改善の余地を探ります。
リスク管理
業務棚卸を通じて、リスクが潜んでいるプロセスを発見し、そのリスクを管理するための方法を検討します。
例えば、手作業が多いプロセスでは、ヒューマンエラーのリスクが高まるため、自動化を導入することが考えられます。
改善策の実施
棚卸の結果を基に、業務を改善するための具体的なアクションプランを作成し、実行に移します。
この際、効果測定も忘れずに行い、必要に応じてさらに改善を進めます。
先月改善した業務でも、見直すと、更なる改善が見つかる場合もあります。
常に、今行っている業務が最善ではない、と考え業務を進めてみてください。
小さな改善の芽を見つけることができます!
もちろん、時間の削減だけが改善ではありません。
リスク管理が向上した、なども業務品質の向上となり、これも業務改善の1つです。
業務棚卸、ぜひしてみてください。
ネットで検索すると、フォーマットなどがありますよ♪