コラム⑥ ~【中高生向け】テストの受け方編~

2023.08.25  町田裕一

【今回は、特に中高生のお子様向けの内容となっております…】

 

夏休みも終盤となりました。

休み明け早々、各種テストが目白押しという方も多いのではないでしょうか。

「テストが大好き!」という方はあまり多くはないはず (´;ω;`)。

改めてテストに臨む姿勢や考え方を振り返り、効果的な活用法を考えて頂きたいと思います。

 

1.目標点を設定しましょう!

テストは、ただ「なんとなく」で受けることはNGです。

テスト勉強を開始する前に、前回のテストと比較して、何点くらい取りたいかという目標を設定します。

もちろん範囲を確認しておくことが大前提で、テスト範囲に対してどのような勉強をすればいいかという

計画を細かく立てていきます。自宅で勉強するのか図書館なのか塾の自習室なのか…。勉強場所も計画に

組み込みましょう。学校によっては学習計画表の作成が指示される学校もありますので、是非とも

ご活用ください。都度塾に持ってきてもらい、塾の先生にも進捗を確認してもらうとより効果的です。

 

計画の立て方のコツとして、「テスト3日前には全ての問題集の演習と解き直しが全て終わる」ように

計画を作ります。予定とは変更が生じるもの。突発的な用事が入っても十分対応できるよう、余裕を

持って計画を作成してみて下さい。

 

2.過去問を使用した対策は必須です!

テストでの得点上昇には「慣れ」も必要です。傾向を知ることで、自ずと復習する単元や

慣れておくべき問題のレベル感がわかるようになります。下野新聞模擬テストなどの外部模試も同様、

塾の環境を利用して過去の同時期の問題を制限時間内に取り組む練習をしていただくことがお勧めです。

学校の定期テストにおいては、テスト傾向に近い問題集に取り組んで、実践力を身につけることが

必要になります。ノートまとめ・1問1答・教科書ワークだけでは点数は伸びません。前述した学習で

身につけた基礎学力を基に、どのくらい実践問題を解けるのかが、当日の得点に結びつきます。

 

また、入試問題においても、過去問分析はマストです。単元確認テストであれば100点を取ることが

目標となりますが、入試問題では「合格ライン」に到達すること・上回ることができればOKです。

そのためには、出題傾向を理解することと、目標とする点数に対しどこの問題で何点くらい取れば

いいのかを細かく分析することが必要になります。例えば、栃木県立高校入試の数学では、非常に

難しい規則性の問題が出題されますが、その大問の中の全ての問題を解けなくてはいけないという

ことはありません。入試が近くなってから、自分自身の得意・不得意を基にして「捨て問」を選定

し、どういった順番で問題を解いていくのか、までを考えていきます。

 

3.テストは終わってからが大切!

定期テストは「学力到達度」を見るためのテストという側面もあります。テスト日程終了直後で

記憶が新しいうちに、テストでわからなかった問題に再度挑戦してみましょう。

そもそも学校の先生はなぜこの問題をテストに選んだのか。それは、基礎・応用様々な観点で

生徒のみなさんに理解して欲しい重要な問題だからに他なりません。同じ傾向の問題が出題されたら

二度と間違えないくらいの復習・解き直しが必要です。問題を「見る」ではなく、必ず「もう一度

解いてみる」まで実行しましょう。自らの間違えるパターンを正しく把握して、次のテストでの

得点UPにつなげていく。次のテスト対策は、テスト終了後から始まります。

 

特に中3・高3の受験生にとっては、受験までの残りテスト回数が数えられるようになってきました。

最後のテストが終わる頃には、「もうテストはないの!?」と不安になることも…(実話)。

 

毎回のテストの乗り越え方を改めて見直し、効果的な学習を積み重ねていきましょう。

 

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