2月1日の思い出

2023.02.01  町田裕一

塾業界では2/1~2/5は最も忙しく、最も体力と精神力を使い、最も泣いて最も笑う時期です。

いよいよ東京・神奈川の中学入試解禁日!

ある年のとある教室長の2/1スケジュールをご紹介します♡

2/1

朝6:30にW中に集合、受験生の応援です。もちろん始発でも無理、前泊です。

グループ内の抽選で通って、初めて難関校の応援。寒い&薄暗い中、学校に到着…。

すでに大手塾の応援が無言で校門前&学校内のメインストリートに勢ぞろい!

100名超の塾関係者の無言の視線の中、すっごく気まずく一番端っこにスタンバイ。

でも応援はすごく盛り上がります。受験生も笑顔で学校に入っていきます。

(時間ギリギリになると、塾関係者の行列の中を一人で歩くのでかなりプレッシャーです)

 

9:00朝イチの応援後、教室へ。受験期も教室は運営するので、朝のうちに業務です。

13:00 数名、受験生が入室。午前のみ入試の生徒の問題解説。2回目入試に備えます。

この時間には各難関の問題データも社内に出回るので、目を通して今年の流行?を把握。

 

16:00公立一貫校希望者の生徒に事前受験させた私立の結果が判明。合否に一喜一憂。

不合格だった生徒には速攻で翌2/2の併願校を変更提案し、夜に呼び出して過去問指導…。

22:30 午後入試のweb発表。合否により、翌2/2以降の受験予定校が変わります。24時の

出願締め切りに間に合わせるべく、ここから電話フル稼働…。ベテラン講師にも残って

もらい、電話回線3本全て使って対応。

24:00 翌日受験のweb出願の〆切のため、一旦休憩…。手に入れた入試問題のTOPICを

まとめて、地域にFAX(社内システムは22:30でシャットダウン。ここだけホワイト!)

26:00 翌朝?4時間後の受験応援のため、一旦帰宅。もちろん近くのネットカフェ!

(年配の社員から「昔は教室に寝袋持参してた」なんてことを聞くと、少しはよくなった?)

これを最短で2/3、受験生が多くて且つ2/3で決着がつかないと2/5まで繰り返します。

 

最大で3日間で6校受験できます。よく「七五三」と言われますが、出願7校・受験5校・合格3校が目安でしょうか。

もちろんもっと合格する子もいますし、そうでない子もいます。

受験生が自分の人生かけて全力で勝負するこの数日、私たちも全力で向き合おう!とがんばるのです。

 

子どもたちが思いっきり勉強して、思わぬ結果に号泣して、でも最後に自分の進路が決まったときの笑顔を

みると、この数日の睡眠不足が少しは報われる…気がするんですよね。

 

最近はコロナの影響もあるため、この1~2年は応援を断っている中学校が多かったです。

 

今年はどうでしょう。

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