顔を合わせて話すということ

2024.04.29  会田 眞一

自分の公休日にも教室は開校しており、当然その曜日にしか来ない講師や生徒さんがいます。

講師とはチャットやメールを通して業務連絡をしているので全くコミュニケーションがないわけではありませんが、生徒さんとはほとんどコミュニケーションがありません。

生徒さんとは、もちろん入会の時に会話をしているので「名前だけ知っていて顔を見たことがない」という状況ではありませんし、保護者面談の時に生徒さんも同席する場合が多いのでその際会話はあります。

 

先日月末処理のため公休日に時間出勤をしました。

そこで普段顔を合わせない生徒さんと雑談がてら学校の様子を聞き、講師から業務報告を受け、コミュニケーションの時間を作りました。

特に新人講師とは面談ルームで少し長い時間を取りました。

いつも自分がいない教室をちゃんと運営してくれていることの感謝を伝えた後は、終始彼女の話に耳を傾けることに徹し、楽しく談笑できた時間となりました。

 

コミュニケーションツールの進化は非常に速く、自分が社会人1年目の頃には空想上・理論上のものでしかなかったものであふれています。

日々その恩恵にあずかり、コミュニケーションの頻度は高くなりました。

しかし、やはりと言うか、同じ空間で顔を合わせ会話することが最高のコミュニケーションだと改めて感じました。

それを続けてきたから、自分がいない時でも教室が問題なく回る体制を作ってこれたのだと思います。

 

学生時代の親友と不定期に、2年に1回くらい、電話で話をします。

直接会ったのはもう7年くらい前になるでしょうか。

それでも話し出せば、時間も距離もすぐに縮んでいきます。

それはほとんど毎日会って、いろいろな経験を共にしてきた学生時代があるからでしょう。

 

会う時間。

顔を合わせて会話をする時間。

大切にします。

 

 

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