【コラム④ 部活動を始めるならば】

2023.07.15  町田裕一

先月、中学生の運動部の方にとっての一大イベント、宇河地区の総体がありました。

今年から大会が1つ減りましたので(「先生方の働き方改革」、と現場の先生からは伺いました…)

生徒の皆さんも、先生方も熱の入れ具合が例年以上のように感じられます。

「部活動と勉強の両立」は、中高生にとっての永遠の課題といっても過言ではありません。

運動部の方は先輩たちの引退もあり、新体制になる時期。文化部はこの夏にコンクールや

秋の発表に向けて練習・製作が忙しくなると思います。

改めて、どのように部活動と向き合い方を考えていただくには丁度良い時期です。

 

1,まずは必要な学習時間を確保!全てはそこからです。

「勉強大好き!」と心からおっしゃるお子様は、残念ながらあまり多くはいらっしゃらないでしょう…。

もちろん部活動は、やりたいもの・好きなものを選んで入部するはずです。

おのずと、予定を立てる際にどちらを優先してしまうかは明白ですね。

①まずは必要な勉強時間を明確に確保 ②空いた時間で部活動の予定を入れ込む といった

予定を立てないと、勉強時間を削って部活動をおこなうことになってしまいます。

 

「部活が(習い事が)忙しいから、勉強時間を減らします。」

塾の現場では、よく聞く言葉です。

2,どこまで力を入れるのか。目的と目標を設定し共有しましょう。

部活動、というよりは習い事に言えることかもしれません。

お子様が部活動に対して自分の時間や労力をどこまでかけていくのかの「ライン」を引いて

あげられる存在は保護者様だけです。例えば「自主練」と言われた日に参加するかどうか、

引退しても練習に参加をし続けるかどうか…。お子様が自分で決められれば一番ですが、

そうもいかないことも事実。中学生だからこそ保護者様が一緒に話し合うことで、約束事の

「重み」が生まれます。特に強い部活・練習に熱心な入部した際は、入部の際や代替わりの

際などにお子様との話し合いの場を持っていただくとよいかと思います。

 

ベストは、部活動を引退までやり切って、志望校に合格すること。

どちらにも後悔なく全力で取り組めるよう、事前の計画や取り決めはしっかりと

しておきましょう!

 

 

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