【コラム③ 習い事、どうしましょう ~小学生編~】 

2023.05.26  町田裕一

…タイミングを逸してしまいましたでしょうか。

すでに新学年スタートと併せて、新しい習い事が始まってますね  (^^;)

 

ということで、今まで数多くの保護者様とお子様と面談をしている中で相談を受けた、

習い事に関する「どうする!?」の代表例を2つご紹介します。ぜひご参考まで。

 

1,「うちの子、毎日忙しいんです…。」

 

水泳、公文、英会話、ダンス、ピアノ、そして塾…。

「友だちと遊ぶ→習い事⓵→習い事②」と、社会人も真っ青の過密スケジュールで習い事を

こなすスーパー小学生に、今まで数多くお会いしました。

最初はお子様本人の「やりたい!」から始まります。保護者様も「本人がやりたいって言うなら…」

と始めさせてみたものの、全てを全力でこなすのは体力的・精神力的にも負担が大きいです。

 

その習い事を、お子様はどのくらいの「熱量」で望んでますでしょうか。

まずは体験入会の期間をうまく活用して、毎日のスケジュールに組み込んでも無理がないかを

試しつつ増やしていくのがおススメ。NGは「習い事が忙しくて宿題をやる時間がない…。」

という状況に陥ることです。また、指導する先生が求める「質」についても確認しましょう。

入会する際に必ず相談をして、大会や強化練習の有無習い事を始める目的やゴール設定

相談しておくと、認識のズレがなくなり安心できます。

 

何卒、習い事が忙しいからという理由で勉強を捨てないよう、お気をつけください…(泣)

 

2,「やる気がないみたいなんで辞めさせます。」

「うちの子、やる気がないから辞めさせます!」という理由で塾を辞めていった

お子様にも数多くお会いしてきました。「やる気を起させられなかった…」という反省と

お子様・保護者様への申し訳なさで、本当に悲しい気持ちになります。

中には、お子様のやる気のなさから保護者様が完全にご立腹で、全ての習い事を辞めさせて

しまったというご家庭もありました。

習い事を始める際、「みんながやっているから、そろそろ…」「将来役に立つと思うし…」

といった、受動的な理由が強い場合、やはり継続するためのモチベーションが低下する恐れが

あります。

また、どの習い事にも共通しますが、お子様のモチベーションを保つための仕組みが、

その習い事に存在するかも大切です。昇段・昇級や発表会、塾であれば100点!や受験合格!です

保護者様が一番ご存知かと思いますが、お子様にとって何がモチベーションの源泉に

なるかをご理解の上で習い事をお選びいただき、やはり入会時に相談をしておくことを

おススメします。どんな種類の習い事でも、反復練習をしないと身につきません。

自宅でも練習できるだけのモチベーションを保てないと、惰性での継続になります。

 

3,まとめ

 

習い事を始める際のポイントは、以下の3つです。

 

・お子様が興味・関心を持ったものを選んでいただくこと。

(もちろん「きっかけ」づくりは保護者様主導でも大丈夫です!)

・日常生活の中で休息できる時間・休日を確保すること。

(ご家族でノンビリする時間も、大切ですよね。)

・モチベーションを維持する仕掛けや、明確な目標を設定すること。

(目標達成したら、家族全員でお祝いをしてあげてください!)

 

項目立ててみるとそれほど目新しいものではないのですが、こういった内容をお子様を交えて

家族会議をして、決定していただくとよろしいかと思います。

 

 

…今回はマジメな内容だったので、次回は趣味の料理にします。

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