こんばんは!
今回は、前回宣言した通り、経理のお仕事②「仕訳」について触れていきます。
まず仕訳とはなんぞや、と思いますのでご説明いたします。
「仕訳とは、会社や個人事業主などの取引内容と金額を記載する作業のこと。
確定申告書類や貸借対照表や損益計算書などを含めた決算書類の作成に欠かせないものです。
取引に応じて使用する勘定科目が借方・貸方のどちらになるかが変わります。」
なんだか言ってる意味がわからないな~???と感じてる方も多いと思いますので
イメージがしやすい、身近にある現金でご説明します。
①8/1 1個100円のふせんを現金で1個買った。
上記のものを「仕訳」しますと以下のようになります。
借方 事務用消耗品費 100 / 貸方 現金 100
「現金」が増える(収入)と借方に現金がきて、減る(支払)と貸方にきます。
前回お話した5つの分類のうち、「現金」という種類が「資産」という1つの分類に当てはまるため、
「資産」という分類が発生したときは「借方」が増えることになります。
今回は、「資産」が減っているため、資産が増える借方ではなく、「貸方」になります。
また、ふせん=事務用消耗品費は「費用」という分類になります。
「費用」という分類が発生したときは、「借方」が増えることになります。
上記の場合、ふせんを買ったことで「費用が増えた」ため、
借方に「事務用消耗品費」という費用が発生します。
この分ける作業を、「仕訳」と呼びます。
これは前述した5つの分類によって、「かりかた・かしかた」のどちらかにしか発生しないというルールなのですが、
逆をいえば、5つの分類の、どの分類に当てはまるのか、ということさえ覚えてしまえば、
どんなものでも処理することができます。
(税金が絡んだりすると少し複雑になったりします・・・。)
このことを踏まえると、数字を扱う仕事ではありますが、
決まり事で進んでいくので、わたしのように算数・数学が苦手~💦という方でも
上記の定められているルール、簿記の仕組みをきちんと理解できればどんな方でも経理のお仕事はできます。
また、お金を扱う部署でもあるので、
他部署とのやりとりが多いかと思います。
コミュニケーション能力が高い方は(※わたし自身がコミュ力が高いかどうかわかりませんが・・)
経理に向いているのかなと今まで経理をやってきて感じております。
次回は、「仕訳」をする上で何が大事なのか、いくつかのポイントでお話したいと思います♪
領収書・請求書について触れますが、とても身近にあるものなので、
イメージしやすいかと思いますので
ぜひ次回も読んでいただけますと幸いです!