「複眼」

2025.03.16

こんにちは。キープキャリエールの原澤です。

WEBサイト、SNSなど情報技術の進歩により多くの情報を手に入れることが出来るようになりました。
一昔は新聞、雑誌に加えてテレビ、ラジオなどからの情報収集が一般的でした。
幸か不幸か、時代を経て情報に溢れています。

多くの眉唾の情報やフェイクニュースから真実の情報を見極めるには正しい知識が必要です。
情報が多くなった分、むしろ私たちの負担は増えているのかもしれません。
人は得てして、自分に影響力のある人の発信や身近な媒体(ひと)からの情報を鵜呑みにしてしまう傾向があります。
ですから、まことしやかに流れる「噂話し」を情報の核心だと思い込み、周囲とのコミュニケーションを悪化させてしまう事さえあります。

会社組織でもよくある光景です。
一方的な情報に覆い隠され、もう一方の発信は「言い訳」や「ごまかし」として謝絶されてしまう。
どこに真実があるかは関係なく、自分の耳に聞こえの良い情報や自分の身近な人からの不確かな情報で、自分の心を決めてしまう。そしてそれにより周囲が翻弄されてしまうということを経験したことはないでしょうか。

ひとつの事柄の捉え方、印象はひとそれぞれです。
今日は暖かいな、と感じる人もいれば、今日は暑いと感じる人もいます。
何かの発言に対して、温かい言葉と思う人もいれば、生ぬるいと感じる人もいます。
しかし、事実は一つです。
気温13℃という事実。
共に励もう、と発した言葉。

情報を正しく理解するためには、情報を見極める知識と人格、発信したひとの意図がどこにあるかを考える創造性、そして、一つの事柄を多面的に情報収集するという立体感が必要です。
事柄は、事実はひとつ。解釈は無数。そして、事実かどうかも懐疑的であることもあるのです。

それでは、ゴキゲンヨウ。

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