「文脈」

2023.12.06

こんにちは。キープキャリエールの原澤です。

「今日の気温は13度です。」
これは「事実」。
その13度という事実に対して、
Aさんは:温かい
Bさんは:寒い
Cさんは:布団を干そう
Dさんは:気候変動の影響か
Eさんは:冬は寒くないと経済に影響が…
とそれぞれの「解釈」をします。

事実はひとつ。
しかし、解釈は無数。
その散らばりがちな解釈をある方向性に導くものが、会社であれば社是、企業理念、行動指針です。
受け止め方のバラツキを極力同じ方向に向けられるようになります。
「価値観」の共有と言ってもいいでしょうか。
異なる価値観を対話と情報発信と共有と「解説」により、最大公約数にしていくのです。

聞き手は、話し手の文脈をしっかりと読み、その発言、発信の意図は何か、何を伝えようとしているのかを
読み解く力が必要です。
人は事実を「感情」により、自分の今の状況で解釈します。ですから、発信者の意図と異なる解釈することがしばしばあります。その違いを対話を通して是正すると誤解を解くことが出来ます。

事実と解釈、発信と受信、意図と対話と是正。
ここら辺の共通認識があればあるほど、意思疎通と価値感を共有した強い組織になるのです。

それでは、ゴキゲンヨウ。

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