こんにちは。キープキャリエールの原澤です。
急速にデジタル化が進んでいる日本の社会。
対話や電話の頻度はめっきり減って、やり取りもコミュニケーションツール、SNS、メールなどに代替されてきています。
社内の呼びかけも、
「返事をしましょう」から「リアクションをしましょう」に変わりました。
リアクションはアイコンで「了解」「ありがとうございます。」「ごめんなさい」「嬉しいです」「悲しいです」など感情を表すことが可能です。
lineのスタンプなどもそうですね。言語ではなく感情が分かる絵柄で双方の感情の交換を行います。
便利…なのですかね?
簡単…ではありますね。
言語は変化しますから、現在誤使用とされる表現でさえも将来的には常用となっていくもののと理解しつつ、
「返事」の代わりに「リアクション」。
「挨拶」の代わりに「スタンプ」でコミュニケーションの本質である真の感情の交換が出来るのかなぁ、と最近強く感じてきています。
疑問に感じた私は、chatのメッセージには極力文字で返信するようにしています。
本当は直接の対話の方が更によいと思っています。
直接の対話>電話・on-line面談>文字のメッセージ>リアクション、のように情報量が多いほどミスコミュニケーションは生じないと思うのです。
便利さの代償に損なわれる心の交流。
なんとなくこれでいいのかな?と寂しさと共に危惧を覚えるのです。
それでは、ゴキゲンヨウ。