― 毎月の数字を見るときに意識していること ―
前回は、月次決算と年次決算の違いについて整理しました。
今回はその続きとして、実際に月次決算ではどこを見ているのかを、できるだけシンプルにまとめてみたいと思います。
月次決算は、ただ数字を締めるだけではなく、
会社の状態を早めに把握するためのものでもあります。
まず見るのは「売上」
最初に確認することが多いのは、やはり売上です。
- 先月と比べてどうか
- 予算と比べてどうか
- 前年同月と比べてどうか
などを確認します。
ただ、売上だけでは会社の状況は分かりません。
そのため、次に利益も確認していきます。
売上だけでなく「利益」も見る
売上が増えていても、
利益が減っていることはよくあります。
例えば、
- 原価が上がっている
- 人件費が増えている
- 広告費が増えている
など、原因はいろいろあります。
そのため、
「売上は伸びているのに、なぜ利益が減っているのか」
という視点で数字を見ることが大切になります。
前月との変化を見る
月次決算では、
「今月だけ」を見るのではなく、変化も確認します。
例えば、
- 毎月少しずつ利益率が下がっている
- 経費が増え続けている
こうした変化は、単月では気づきにくいことがあります。
ただ、月次で並べて見ると、
数字の動きが見えやすくなります。
“いつもと違う”を見つける
実務では、
- 今月だけ金額が大きい
- 急に増えている
- 逆に減りすぎている
といった「違和感」がないかも確認します。
数字を見るというより、
数字の変化に気づく感覚に近いかもしれません。
月次決算は「早く気づくため」のもの
年次決算は1年の結果をまとめるものですが、
月次決算は、
「今の状態を早めに確認する」
ための役割があります。
毎月確認することで、
大きな問題になる前に動きやすくなるのも、月次決算の大きな意味だと思います。
まとめ
月次決算では、
- 売上
- 利益
- 前月との変化
- いつもと違う動き
などを確認しています。
数字をただ並べるだけではなく、
「なぜこうなっているのか」を考えながら見ることが、月次決算では大切なのかもしれません。
最後に
月次決算は毎月あるからこそ、
少しずつ数字の変化に気づけるようになります。
まだまだ勉強中ですが、
私自身も「数字を見る」というより、
「数字の動きを見る」ことを意識しながら業務を進めています。


