月次決算ではどこを見るのか

2026.05.28  ogiwara

― 毎月の数字を見るときに意識していること ―

前回は、月次決算と年次決算の違いについて整理しました。
今回はその続きとして、実際に月次決算ではどこを見ているのかを、できるだけシンプルにまとめてみたいと思います。

月次決算は、ただ数字を締めるだけではなく、
会社の状態を早めに把握するためのものでもあります。


まず見るのは「売上」

最初に確認することが多いのは、やはり売上です。

  • 先月と比べてどうか
  • 予算と比べてどうか
  • 前年同月と比べてどうか

などを確認します。

ただ、売上だけでは会社の状況は分かりません。
そのため、次に利益も確認していきます。


売上だけでなく「利益」も見る

売上が増えていても、
利益が減っていることはよくあります。

例えば、

  • 原価が上がっている
  • 人件費が増えている
  • 広告費が増えている

など、原因はいろいろあります。

そのため、

「売上は伸びているのに、なぜ利益が減っているのか」

という視点で数字を見ることが大切になります。


前月との変化を見る

月次決算では、
「今月だけ」を見るのではなく、変化も確認します。

例えば、

  • 毎月少しずつ利益率が下がっている
  • 経費が増え続けている

こうした変化は、単月では気づきにくいことがあります。

ただ、月次で並べて見ると、
数字の動きが見えやすくなります。


“いつもと違う”を見つける

実務では、

  • 今月だけ金額が大きい
  • 急に増えている
  • 逆に減りすぎている

といった「違和感」がないかも確認します。

数字を見るというより、
数字の変化に気づく感覚に近いかもしれません。


月次決算は「早く気づくため」のもの

年次決算は1年の結果をまとめるものですが、
月次決算は、

「今の状態を早めに確認する」

ための役割があります。

毎月確認することで、
大きな問題になる前に動きやすくなるのも、月次決算の大きな意味だと思います。


まとめ

月次決算では、

  • 売上
  • 利益
  • 前月との変化
  • いつもと違う動き

などを確認しています。

数字をただ並べるだけではなく、
「なぜこうなっているのか」を考えながら見ることが、月次決算では大切なのかもしれません。


最後に

月次決算は毎月あるからこそ、
少しずつ数字の変化に気づけるようになります。

まだまだ勉強中ですが、
私自身も「数字を見る」というより、
「数字の動きを見る」ことを意識しながら業務を進めています。

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