段取り力はキッチンにも宿る

2025.10.27  ogiwara

先日、作り置きを8品、わずか1時間ちょっとで作りました。
調理だけでなく、片付けまで含めてこの時間です!
自己記録を更新しました♪

特別な時短アイテムを使ったわけでも、手抜きをしたわけでもありません。
ポイントは「段取り」でした。


1. 全体を見て流れを設計する

まず意識したのは、全体の流れを先に決めること
煮込む料理・炒める料理・焼く料理・揚げる料理を並行して進めると、
コンロや調理器具の奪い合いが起こり、効率が悪くなります。

そこで今回は、調理方法が重ならないように順番を組み、
“火を使う料理”と“火を使わない工程”を交互に配置。
これにより、無駄な待ち時間がほとんどなくなりました。


2. 前工程をまとめて処理する

次に行ったのが下ごしらえの集中処理です。
最初にすべての野菜を切り終えてから調理を開始しました。
ただし、色が変わりやすい食材は別にしておくなど、
素材に合わせた順番と保管方法を意識。

仕事でいうなら、資料作成前のデータ整理や段取り表の準備にあたります。
前工程の質が、その後のスピードと正確性を左右します。


3. 「片付けながら進める」で後工程を圧縮

今回のもうひとつのポイントは、調理と片付けを同時進行したこと。
煮込み中の数分を使って、洗い物やまな板のリセットを行いました。
終わってみれば、全品完成と同時にキッチンもほぼ片付いた状態。

これは仕事でいう「後工程の圧縮」と同じ発想です。
“やりながら整える”ことで、作業後の負担が格段に減ります。


段取りは、料理にも仕事にも通じる技術

今回の経験を通じて改めて感じたのは、
段取りの本質は「全体を見て、流れを設計する力」だということ。

料理も仕事も、
目の前の作業だけに集中していると、手戻りや待ち時間が生まれます。
しかし全体像を描いてから動けば、効率と品質の両立が可能になる。

段取りは、キッチンでもデスクでも、結果を左右する“静かなスキル”です。

今回は作る料理がたまたま相性がよかったのかもしれないですが、とても楽しくできました。
今度やるときは、大台10品にチャレンジしてみたいと思います・・・。

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