最近、手書きで文字を書く機会がめっきり減りました。
パソコンやスマートフォンで文章を作成するのが当たり前になり、AIが文章を整えてくれる時代。とても便利なのですが、ふと「この漢字、どう書くんだっけ?」と思う瞬間、ありませんか?
以前ならメモ書きや手紙、書類の記入などで自然と手を動かしていたのに、今は変換キーを押せば一瞬で正しい漢字が出てきます。
その便利さの裏で、「思い出せない」「書けない」自分に少し焦ることも。
AIやPC作業は確かに効率を上げてくれます。
けれど、脳の使い方や記憶の仕方も変わってきているのかもしれません。
“書く”という動作には、頭の中で形をイメージし、指先で再現するという思考のプロセスがあります。
この小さな積み重ねが、記憶力や集中力にもつながっていたのだと、今になって気づきます。
たまには、ペンを手に取ってみるのもいいかもしれません。
メモでも日記でも、文字を書くと心が落ち着く感覚があります。
AIやPCと上手に付き合いながら、「自分の文字」とのつながりも大切にしていきたいものです。


