「テストなんかいらない! なんでこんなものがあるの!?」
こんな思いで試験勉強に取り組んだ中学生時代…。
最近、本当に「定期テストのない学校」が増えてきました。
これはもちろん、普段の授業への取り組み・提出物の精度など、学校生活を
中心に成績をつけていくという考えの現れです。
テストだけでは測れない、個々の取り組みを丁寧に評価するといった考えですね。
私は東京にいた頃にそういった公立中の生徒を担当しましたが、塾の先生の立場から
すると「受験指導、どうしよう…。」といった焦りと悩みの方が大きかったです。
主に、
・授業態度、提出物状況と内容
・小テストの状況(習熟度確認のため、単元テストは細かく実施されます)
受験に於いて内申比率の大きい地域においてはこの2つで高校の選択肢がほぼ確定
するため、部活動や習い事が忙しすぎると不利になってしまうことも…。
ちなみに、生徒本人たちにとっても疑問と不安が大きく、「定期テストがある学校の
方がいいなぁ…。」といった感想も実際には目立ちました。
一概にどちらがよい、とは判断できない、難しい問題です。