ここ最近、外国人の自動車整備士に関する動きが大きく変わってきていると感じます。
特に注目したいのが、「特定技能2号」の取得者が増えていることです。2023年7月より試験が開始され、そこから少しずつではありますが、合格者が増えてきており、長期での就労が可能な外国人整備士が増加傾向にあります。
特定技能2号は、特定技能1号よりもさらに上位の在留資格で、家族帯同が可能になったり、長期的なキャリア形成ができるという大きなメリットがあります。そのため、将来的に日本で腰を据えて働きたいと考える外国人にとって、非常に魅力的な制度となっています。
また、日本語力の高い方が増えていることも印象的です。私が担当を始めた当初と比べると、日常会話はもちろん、専門用語も理解できる方が多くなり、企業側とのコミュニケーションもスムーズに進められるようになっています。
中には、整備未経験でありながらも、非常に高い日本語能力と「整備士として日本で活躍したい!」という強い意欲を持った方もいらっしゃいます。未経験でも、真面目に学び、少しずつスキルを積み上げていく姿を見ると、こちらとしても本当に応援したくなります。
これからますます需要が高まるであろう外国人整備士。その中でも、日本語力・意欲・向上心を兼ね備えた人材が増えている今、企業にとっても素晴らしい出会いのチャンスが広がっていると感じています。
今後も、企業と外国人求職者の良いマッチングが生まれるよう、引き続きサポートに尽力していきたいと思います。