お疲れ様です。経理の荻原です。
今月で当社は決算期の締めの月となります。
決算期になると、経理担当者として特に気をつけたいのが「売掛金」の管理です。
正しい数字をもとに決算書を作るためには、売上の回収状況をしっかり把握しておくことがとても大切です。
今回は、売掛金をチェックするうえで押さえておきたいポイントを4つご紹介します!
ぜひ、最後までお読みください♪
✅ 1. 入金予定と実績をしっかり確認
まず大切なのが、請求した金額がきちんと入金されているかの確認です。
✔ 入金日と請求日がズレていないか?
✔ 請求金額と実際の入金金額に差異はないか?
決算書に未回収の金額を正しく載せるためにも、早めに営業担当者などと連携して、未入金の理由を確認しておくことが重要です。
✅ 2. 消し込み作業は慎重に
売掛金と入金を突き合わせる「消し込み作業」は、経理のミスが起こりやすいポイントのひとつ。
✔ 同じ得意先で複数の請求がある場合は、入金内容と対応させながら正確に
✔ 金額・日付・振込名義なども念入りにチェック
焦って処理すると後で原因不明の差額が発生することもあるので、「ひとつずつ丁寧に」がポイントです。
✅ 3. 締め日以降の入金予定も記録しておく
決算日時点で未入金でも、その後確実に入金される予定のものは、メモやリストで管理しておきましょう。
✔ 入金予定日、入金口座、得意先名などを記録
✔ 営業部や現場担当者に口頭確認しておくと安心
「未入金=不明」ではなく、明確な入金予定があるなら、それを把握しておくことが大事です。
✅ 4. 売掛金一覧表は見やすく整理
売掛金が多い会社では、一覧表での管理が決算時の強い味方になります。
✔ Excelや会計ソフトでリスト化
✔ ステータス(回収済/未回収/要確認など)を色分けして可視化
一覧で状況がパッと見えるようにしておくと、確認漏れや入力ミスの予防にもつながります。
💡まとめ
売掛金の管理は、経理にとっての“数字の守りどころ”。
決算をスムーズに乗り越えるためにも、**「入金の確認」「丁寧な処理」「情報の整理」**の3点を意識して進めていきましょう!
次回は、決算における実地棚卸のポイントをお伝えします♪