管理職の理想と現実

2025.03.20  会田 眞一

「管理職」という言葉を聞いて何を連想するでしょうか。

バリバリ働くバリキャリでしょうか。

上と下の板挟みに遭う哀れな存在でしょうか。

 

昨今管理職になりたがらない人が増えているとネットのニュースで見ました。

理由としては「労働に見合わない対価」「責任と仕事量だけが増える」「逆に手取りが減る」など様々です。

世間的にはおそらくどれも間違っていないことなのでしょう。

その根底にあるのは「仕事とプライベート」という区分にある気がします。

 

さて、では自分はどうなのかと言うと、総じて楽しいものだと思っています。

そりゃ確かに辛いこともあれば苦しいこともあります。

自分の判断によって数字として結果が表れるのですから、それは感情面でも数字面でも切り離せない関連性を伴って如実に「結果」が出ますので、想定している数字を下回ることがほとんどだから辛いことは多いです。

一方部下の成長や部署の成長、部門の成長を数字と言う具体的なものさしで見ることができるので嬉しいことも等しく多いです。

 

理想とは自分の妄想。

現実とは自分の行動の結果。

即ち現実が理想より下回るのであれば、それは自分の行動が自分の妄想に追い付いていない故と思います。

管理職が持つべき理想とは、現実に根差した資本に稼働率を乗算した数字と目標が一致することなのかなと最近は思います。

 

管理職も人間なので泥臭い行動をとることも思うこともあって当然で、よく「現場」と比較されがちですが、管理職にとっての「現場」とは実行管理であり資本管理であり、舞台が違うだけで「現場」で戦っている想いは同じです。

「仲間と共に会社や自分を含め(お客様含め)周囲の環境を良くしたい」という想いは同じです。

 

「管理職って普段何やってるの?」とか「管理職が理想と現実のギャップに苦しむ様子を知りたかったのに」とかを期待して読まれた方、申し訳ありません。

規模に伴う責任の過多はあれど根底にそこまでの違いはないですよと言いたかったのです。

だって同じ人間ですから。

 

 

 

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