【2教科型or4教科型、どちらがよい?】

2025.02.28  町田裕一

栃木県内でも、中学入試が多様化してきました。

以前よく「2教科受験と4教科受験、どちらがいいんでしょうか?」という質問を受けました。

質問して下さるのはまだありがたいのですが、決めて報告して下さるご家庭も…。

 

受験算数という科目の特徴を挙げてみますと、

①必須科目です。算数ナシという入試は殆どありません。

②配点が高いです。「国語100・算数100・理科100・社会100」の均等型か

「国語100・算数100・理科50・社会50」という国算重視型の2パターンが代表的。

③特殊です。小学校で学習する内容だけで通用することは少なく、受験算数特有の特殊算や

図形・関数・規則性、論理的思考力が問われます。

④取り組みの差がでます。前提となる「知識」と、それを使いこなすための「定着」を目指す

努力が必要です。

⑤もっとも受験生間の得点差が大きい科目であると言われています。文章を読んで(図形を見て)

「これは〇〇を使って解くんだ!」と制限時間内で気づく力を養成する必要があります。

 

 

「算数が得意!」というお子様には2科目受験アリですが、やはり4科目受験の方が入試当日の

合格得点へのリカバリーがしやすいという傾向があることも事実です。もし算数で得点の上下が

あるようならば、国理社3教科でその分の補填ができますね。

 

 

受験に向けた科目決定は、夏休み後をおススメします。

4科目型で夏までしっかり学習をすすめ、過去問との相性も含めて科目数を考えるのが

よいと思います。

理科・社会の受験勉強は、受験のみならず中学進学後や高校でも活かせる知識が多いです。

4科目受験でがんばって知識を身につけておくことで、進学後の勉強にもプラスに働きます。

 

「まだ2月なのにもう受験の話?」と思うかもしれませんが、中学受験のカリキュラムスタートは

殆どが2月です。更に栃木県は11月から入試が始まります。

 

運動会と違うので、「勉強のフライング」は利点しかないですね!

 

 

 

 

 

 

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