アラフォー世代にとって、FCの「ド〇クエⅢ」は必ず通る道だったのではないでしょうか。
そして、定期的に消える「冒険の書」…つまりセーブデータ。
当時の純真な子どもにとって人生を絶望に突き落とされるに等しいあの現象、調べてみました。
「ドラ〇エⅢ」のデータセーブですが、「SRAM」というデータの書き込み・呼び出しができる
半導体システムを使用しています。こちら、何かの拍子に変な電流がながれるだけで、データが
破損してしまうようです。
だからゲーム終了のときにRESETを押して電流を止める動作が必要だったんですね。
また、読み込み時にエラーが発生することもあります。
「あ、もう一回読み込めばよくね?」と思ったのですが、なんとデータ読み込みがされた際、
自動で古いデータが消されてしまう仕組みなのです…(´;ω;`)。
ということで、
①ゲーム終了時など、イレギュラーな電流の影響でデータが破損する。
②ゲーム起動時の読み込みエラーにより、データが削除される。
この2点によってあの忌まわしい現象が引き起こされたわけです。
初期出荷版(Aタイプ)はあまりにもこの不具合が発生したため、任〇堂さんが頑張って
改良して後期出荷版(Bタイプ)は消えにくくなったということでした。
中古品でも、このBタイプの方が若干高め(といっても数百円程度)で取引されているようです。
大人になって初めて知った事実。