【新課程】

2025.01.11  町田裕一

来週1/18(土)・1/19(日)は、いよいよ大学入試共通テスト

2022年から始まった新しい学習指導要領を経て、その1期生に向けた試験となります。

今年は様々な変更点があるのですが、国語においても時間や出題範囲が変更されます。

 

・試験時間

<従来>80分→<新>90分へ増加

・問題構成

<従来>大問4問構成 → <新>大問5問構成へ。「実用的な文章」の読解が追加となります。

ちなみに「実用的な文章」の例としては、

報道や広報の文章、案内、紹介、連絡、依頼などの文章や手紙

会議や裁判などの記録、報告書

説明書、企画書、提案書

法令文

キャッチフレーズ、宣伝の文章

インターネット上のさまざまな文章やビジネスでの電子メール

などが挙げられます。

 

以前公開された試作問題では、図表・グラフを読み取る問題も提示されました。

実際のところ、現行の高校入試においても、「複数の文章の読解と比較」や

「資料・グラフの読解」を出題している学校が増えてきています。

試験問題が変わったというだけではなく、教育指導要領自体が、社会生活に

即した実践的な文章を読み解く力や、対話・発表などの言語活動の能力をより

重視する方向にシフトしてきています。そういった力が身についているか、

それを問うための問題として作成されるわけですね。

 

試験を通じて、新しい教育の真価が問われるという点では、出題内容や結果が非常に楽しみです。

受験生にとっては、正に未知の問題。不安が大きいとは思いますが、がんばりましょう!

 

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