令和7年度 中学教科書改訂【英語】 (HOPE11月号掲載記事)
来年度、中学校では教科書の改訂があります。今回の改定では、英語の教科書はどんなふうに変わるでしょうか。単語レベルは難しくなる?有名人の掲載は?世界のどんなトピックが取り上げられるでしょうか?
今回は、宇都宮市で採択となった、光村図書の教科書Here we go!の特徴をご紹介します。
【英語運用力】 単元ごとのゴールには、学んだ内容でなにをできるようになるか、細かい目標が設定されています。教科書の内容を勉強することが目的ではなく、それを活かして文や会話を理解すること、情報を読み取ったり聞き取ること、文章で表現することや、言葉で伝えられるようになることが大きなゴールです。そのための様々なトピックやアクティビティが教科書や授業には含まれます。目的を意識して、生徒が授業で学んだ内容を使えるように、指導できるよう、がんばります。
【小学英語との連携】 4年に1回行われる教科書採択。小学英語が必修化となり、より小学英語との繋がりを意識した見直し・採択がされたようです。例えば、小学英語での既習事項に印が付いたり、同じ内容がレベルアップした活動で再登場します。
【デジタルコンテンツ】 新しく採択される教科書には、QRコードからアクセスできるコンテンツが充実しています。音声や解説はもちろん、書き込みできる教科書本文や発音録音機能、内容に応じたアニメやドラマ、まで!! 宇都宮東高校付属中学で採択となる三省堂の教科書では、発音や音読のAI評価機能もあるそうです。
最前線の教育を学ぶのに、英語講師として私も必死についていきたいと思います。来年度の英語の授業が楽しみです。