OneDriveとBitLockerはこりごりだよ~

2024.07.18  Aoyagi

プロボの中高生クラスでは自分のパソコンを持ってきた上で勉強をして貰っていますが、時折パソコンの不調対応が発生します。

パソコンのトラブルは「ここの設定オフにすれば直りますよ」というシンプルなものもありますが、そこそこの頻度で見かけて対応が大変なのがタイトルにある「OneDrive」と「BitLocker」関連のトラブルです。

 

OneDriveはWindowsのパソコンには基本機能として入っているオンラインストレージ、いわば「ネット上のデータ倉庫」です。
それだけ聞くと便利そうですし実際便利ですが、なぜか初期設定でパソコンの「デスクトップ」がこのOneDriveに指定されているパソコンを度々見かけます。
そうなるとパソコンの容量が500GBだろうと1TBだろうと、ちょっとデータを保存するだけで「容量がいっぱいです」と表示され、うまくデータが保存できないという事態に。
保存済みのデータを移動させるのは時間がかかりますし、アプリなどによっては「保存場所を変えると上手く認識できなくなる」というものもあります。
そのため、データの移動や設定変更もろもろ結構時間がかかる事も。

 

BitLockerはやはりWindowsのパソコンには基本で入っている暗号化機能、いわば「パソコンが盗まれた際にデータを奪われないようにする安全装置」のようなものです。
もしパソコンを盗まれた場合、パスワードなどが不明ならばログインできずデータが取り出せない……かと思いきや、パソコンのデータが入っているパーツ(HDDやSSD)を取り出して別のパソコンに繋げば中身を見れてしまいます。
それを防止するのがこのBitLockerで、別のパソコンに繋ごうとも「暗号化解除の専用パスワード」を入力しなければ中身を見る事が出来ず、もしもの時のリスクを減らせる優秀な機能です。
……ですが、普通に自分のパソコンを使っていてもこのBitLockerが誤作動する事がある様子で、ある日突然「暗号化解除パスワードを入力してください。しないとパソコンが使えません」と表示されるという話を3件ほど伺った事があります。

この2件で厄介なのは、変なアプリをインストールしたとか、ウイルスに感染したとか、そういった事ではなくパソコンの基本機能が悪さしているという点です。
どちらもオフにする方法はありますので会社で支給されるパソコンはあらかじめ設定していまし、生徒のパソコンもできる限り対応していますが、世の中にはこのあたりのトラブルで慌てるというケースも多いんだろうなぁ……

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