自分の役割には何が求められているのか、をよく考えます。
施策の企画立案や進捗管理、予実管理、効果測定等々、もちろん職務の範囲に入っていますが、得意な人がいれば任せることができる内容です。
では自分の役割でしかできないことは何か。
それはリスクが伴う決断をすること。
と、研修で教えていただきました。
ほぼ毎日、何かしらの判断・決断を求められます。
その判断をするのに時間的猶予がない場合もよくあります。
即座に的確な判断ができれば良いのですが、迷いながらドキドキしながら判断することの方が多いです。
そして多くの場合、最終的に「AとBどちらを選ぶか」という判断になります。
数ある候補の中から2つまでは比較的容易に絞れるのですが、この2つが難しい。
どちらにも相応のメリット・デメリットがあるからです。
しかもそのメリット・デメリットは予測でしかないので複雑です。
判断基準は数値になります。
過去の実績を基に現在の状況を加え予測しますが、AとBどちらにもデメリットというリスクが内包されています。
リスクは最小限に抑えることはできますが無くすことはできません。
そのリスクが伴った状態で決断をすること。
それは人任せにできない自分の職務だと思っています。
判断を任せられている以上、責任も負っています。
なので慎重に、ドキドキしながら、可能な限り早く判断します。
もちろん判断した後も「これで良かったのか」という思いは常に頭の片隅に鎮座していますが、私は私の判断に自信を持つことにしています。
判断基準となる情報は、定量的にも定性的にも、少しでも広く深く集め整理するようにしています。
リスクを受け入れた上で自信を持てるように。