(少し長くなってしまいましたが、読んでいいただけると嬉しいです。)
今日4月10日きょうだいの日(シブリングデー)です。
きょうだいの日とは、父の日母の日同様にきょうだいさんの日です。
きょうだいとは、障がいや病気のある子のきょうだいさんのことを言います。
(男女・年齢関係なくひらがなできょうだいと表記します)
そんなきょうだいさんを支援するきょうだい支援というものがあります。
ちょうど昨日はそんなきょうだいさん向けのイベントのボランティアをしてきょうだいさんたちたくさん遊びました。
なぜ健常なきょうだいさんに支援が必要なのかと思う方もいらっしゃると思うのですが・・・
私が以前勤めていた団体で、たくさんのきょうだいさんと出会いました。
みんな本当にいい子たちで、中にはまだ小さいのに、言葉遣いが礼儀正しく・・・
「見た目は、子ども、頭脳は大人名探偵、、、」みたいなきょうだいさんもいました。
最初は、
「すごいいい子なんだな!」
「障がいのある子のきょうだいだからかな?」
と、少ししっかりしすぎていると違和感を感じていましたが、障がいを持つ子のきょうだいだから
しっかりしているのだと勝手に決めつけていました。
そして、ある時「きょうだい支援」に出会いました。そして「あの違和感は、そういうことだったのか!!」と思いました。
重い病気や障がいを抱える子のきょうだいは、
「早く大人にならなければいけない環境」にあったのです。
そして、きょうだい支援を勉強する中で、小さかったきょうだいさんが、思春期・大人になっていく中で、たくさんの課題を抱えている現状を知りました。
「いつも、自分自身2番目」
「私は元気だからしっかりしなくちゃいいけない」
「私は必要ない子」
と、知らず知らずのうちに思ってしまうそうです。
そんなきょうだいさんが、思春期の時に爆発したり、大人の時に自己肯定感が低くなり社会に順応できなくなってしまう人がいるそうです。
なのできょうだい支援では、きょうだいさんに寄り添って「ちゃんと周りの大人があなたのことを見守っているよ」
というメッセージを発信しながらきょうだいさんの居場所や心の拠り所が必要なのです。
今後も何ができるかわかりませんがきょうだい支援を継続的に行っていこうと思います。
少し長くなってしまいましたが、きょうだいの日、きょうだい支援という言葉だけでも覚えていただけたら幸いです。
最後まで読んでいただいていたありがとうございました。