お疲れ様です。
久しぶりに経理のお仕事について触れていきます。
前回は固定資産がどんなものが含まれるか、について記載しましたが、
さらに詳しくお伝えします。
固定資産には耐用年数というものがあります。
耐用年数とは:対象資産が使用できる「期間」のことで、その中で減価償却資産のものは
使用すればするほど、月が経てばたつほど、価値が下がります。
最終的に、簿価(帳簿価額という意味です)1円になるまで減価償却していきます。
その残っている資産が、1月1日まで保有しているものを固定資産税として税金を納めます。
最終的に、なんの目的のために使用するか、によって
科目(建物なのか、建物付属設備なのか、工具器具備品なのかetc・・・)が分かれ
その後、どういった目的で使用するか、(建物だと工場なのか、ホテルなのか、などなど)や
機能によって変わる場合もあります。
たとえば、事務机・いすおよびキャビネット
→金属製は15年
→その他のものは8年
陳列棚
→冷凍機、冷蔵機付きのもの→6年
その他のもの→8年
など、一概にキャビネットだから耐用年数が15年というわけではなく、
素材で変わったり、陳列棚だと、機能がついているものは耐用年数が短かったりします。
短い分、3年で償却だとまぁまぁな減価償却がかかったりしますけれども。
建物などは、すぐに壊れたりしないので、10年単位でかかるものが多いですが、
パソコンなどは5年だったりします。
とても面白いですよねー!(私だけですかね?笑)
さらに詳しく書いてしまうと読まない方がでてきそうですが、
減価償却費も、科目によって定額法なのか、定率法で償却するのか、と分かれるんです。
面白いですよねー!(二度目)
以前は決算書作成担当兼固定資産担当でやっていたので、最初は苦手でしたが、
やればやるほど奥が深くて、経理業務の中でとてもやりがいがある部分です。
修繕になるのか、資産的支出になるのか・・・などなど・・・
そういった判断をし、正しい仕訳をして、財務諸表という成績表を作り上げます。
次回は、経理のお仕事というより経理がよく使うPCスキルをお伝えできればと思います♪